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2010 08,01 22:08 |
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てな感じに、密林でポチればたいがいのものはおうちに届けてくれるこのご時世ですが、 店頭に並んでいるのを是非とも見てみたいという商品も、やはりあるものです。 そんなわけで近所の比較的大規模な書店へやってきた湖麒さん。 目的の書名を商品検索端末でサクッと検索、店内位置を表示させ、 普段は滅多に近寄らないノベルスのコーナーへ。 講談社BOXのコーナー。 その名の通りに、本が外箱に入ってるんですね。 こういうのがあることを初めて知った。 著名な作品に挟まれて、目的のモノは陳列されておりました。 こんな目立たないところに埋もれているのも可哀想なので、平積みにしてみたりして(↓)。 西尾維新さんの『化物語』の横に並べてみたりして。 そういえばアニメ版の『化物語』がこないだNHKのMAG・ネットで紹介されてて、ちょっと見てみたくなりました。 …が、今はそんなことはどうでもよくて…、 はい、目的のモノ、遅ればせながらご購入でございます。 『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』 (講談社BOX) [単行本(ソフトカバー)] 森川 智喜 (著) 何となくフォントをデカくしてみたりして。 っと、あらすじはこんな感じです。 ていうか、本のオビの丸写しですけどね。 さすがプロの人は煽りを交えた要約が巧いな。 活字オンリーの本を読むのは『涼宮ハルヒの憂鬱』以来という湖麒さん。 社会人としてそれでいいのかという声がそこかしこから聞こえてきますが、 本人の内側からも聞こえてきているのであんまりいじめてあげないでください。 (多面体にっきの閲覧者の大半は大学時代の部活の友人であるという前フリをしてから) 著者の森川氏は、昔から何かと具現化系能力者だのぅと半分羨望の気持ち混じりに思っていたので、 こうやって小説を出したのも納得、って感じです。 むしろ、「えー?何それ、リアル『バクマン。』やん、スゲーヽ(゚∀゚)ノ」みたいなアホな感想を抱いてしまった。 今後のご活躍に期待してます。 読後の感想文としては、小説っぽいというより数学の証明問題っぽい、と思った。 小説を全く読まないと言って過言ではない僕がそういう言い方するのってどうよ?とは思うけどね。 けど論理的あるいは物理的に破綻していたら、推理小説(ですよね?)としても破綻するしね。 数学的な緻密さというのは必要な要素なのであろう。 しかし、「複数の候補の中から、唯一の正解を見つけ出す」というのは、 僕の脳内では『幽☆遊★白書』仙水編のvs柳沢戦であったり、 『かまいたちの夜』の「スパイ編」とかが、類例として出てくるんだけど、 「自らが唯一の正解である」という事実をいかにして隠し通すか、ということを細かく描写したものは あんまり覚えがないので、そういう点ではとっても新鮮でした。 ジリジリとした攻防の緊張感が続くのがお好きな方にはオススメ。 (「好きな人」には「オススメ」って、何でもそうだろ、っていう) ジリジリと緊張感が続いたあとに、一気に展開が加速していく感じも巧いな~と思った。 ああいう感じにプリキュアレビューが書けたらどんなに気分がいいだろうか。 終幕のラスト6ページにしても、「ああ、そういうことか、そういうことやんね?違うの?そうやんね?」 っていう、いい感じのモヤモヤ感を残して終わってくれてるので、後味もよろしいです。 こういう感じにプリキュアレb(ry 興味のある方、是非とも買って、読んでみてください。 目の前の箱でここをクリック。 嗚呼、何と便利な世の中であることよ。 PR |
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最後モヤモヤするよね。。
ちなみに巻末で宣伝されてる「丸太町ルヴォワール」は夫の後輩の作品という・・・みんな偉くなってるなぁ・・・。 【2010/08/0122:58】||こたろう#2aab121022[ 編集する? ]
Re:買いましたわよ
Ω ΩΩ<な、なんだってー!!
こうなったらこたろうも何か一筆したためちゃえよ。 その折にはオタク界における最高敬意を示す買い方、 すなわち保存用、観賞用、布教用の3セット買い、をすることを ここに約束します(要らねぇ)。 話は戻って『キャットフード』だけど、 なんかジョーカーのたくさんあるカードゲームを やらされてるみたいな感覚がした。 たとえがアレ過ぎて伝わらん気がするけど、そういう感じだったんだ。 |
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